生き生きと!!
 
 
2016. 6.30
園 長 渡辺 美南子
 
    太陽がさんさんに輝き、とこ夏の訪れを感じる今日この頃です。
  さて、6月はオープンスクールに参加された方も多くいらっしゃいましたね。それぞれの学校の様子はいかがでしたか。年長さんにとっては、就学を来年に控え、イメージを浮かべながらの見学になったことでしょう。私も毎年何校か行かせていただき、卒園児さんの様子を見て成長した姿を目にしたり、授業の風景を参考にさせていただく、よい機会となっています。今年は高校3年生の授業に参加し、生き生きとした姿に心が満たされました。卒園児さんがいるクラスでしたので、大きくなった顔を眺めたくて教室をのぞくと、先生がどうぞどうぞ、と中に招き入れてくださいました。中では、宿泊学習の勉強中。秋田に行くそうで、ご当地の踊りを踊っている最中でした。二人ずつ前にでてきて、踊りの成果を披露します。一組が終わる度に先生は、今の踊りはどうだったか見ている生徒に問いかけ、一人の生徒が指されて答えます。すると、「○○君の腕がよくあがっていて良かった。」「○○君は元気がよくてよかった。」など感想がでます。最後の組では、踊りが難しいお子さんが二人おりました。先生は、どうしましょうか、みんなに問いかけます。すると、楽器をしてもらうといい、という意見がでます。楽器を盛り上げるために踊りを再度披露してくれるお子さんもおり、終わったときに、また皆に感想を聞きました。楽器担当の一人のお子さんは、曲中ずっと楽器を叩くことはなく、最後にばちをトントンとクロスしただけでした。しかし、それを皆はしっかりみていて、最後のばちが良かったと褒めてくれたのです。クラスの中には、普通企業に就職できるお子さんから、障害者就労も難しいお子さんまで、いろんなタイプのお子さんがおりました。能力の差は歴然としています。そんな中でも、できる子は決して誇ることなく、友達を素直に褒めて喜ぶ、そんなほほえましい一幕をみました。人間教育とは、こういうことだな、と思わされるのです。私たちは、どんなひとでも得手不得手があり、でこぼこがあります。尊重しあって生きること、それが社会で生きる人間が持ち合わせなければならない最良な力であることに思いをめぐらせました。
 

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